2022/04/16 08:28



昨日の記事からの流れで、今日はいつか機会があったら書きたいと思っていた
娘たちのファーストシューズ ボックス誕生についてのお話しを
自分の記録も兼ねて書き留めておこうと思います。


***


まずは作品に使用した靴の持ち主のお話から。

我が家には二人の娘がいます。
初めての子供となる長女を産んだ際にはいろいろありまして、
てんやわんやの出産劇でした。

どんな出産劇だったかというと…簡単に時系列で並べてみました。
・寒い冬の早朝のこと、予定日より2週間早く破水する。
・陣痛を恐れながら、慌てて入院の準備をして病院へ。
・しかし高位破水だったため陣痛はなかなか来ず、時間を置きながら3種類の促進剤を投与される。
・3種類目の点滴を投与し始めた後、0から急速にMaxですか!?と思うくらいの強烈な陣痛。
・なのに全然開かない子宮口…(だって2週間も早いんだものねぇ)
・痛みと不安で意識朦朧とする中やっとのことで分娩台に上がる許可が下りるも
 他の妊婦さんも出産が重なり先生は私のいる分娩室になかなかいらっしゃらない…
・看護師さんに励まされながら痛みに耐えるも、そろそろ限界に。
・その時、突如娘の心拍に異変が。
・先生が分娩室に到着。
・娘は急遽吸引で引っ張り出すことに。
(この辺りはもうパニックになっていてあまり記憶が…)
・生まれたものの真っ青な顔をしていて、泣かない娘。
・鼻から管で羊水を吸い出してもらい、逆さ吊りにしておしりを叩かれたらようやくか細い声でふえ〜ん。
・一安心したら急激な眠気に襲われ、看護婦さんに「まだ寝ないで〜」と起こされる。笑
(サンゴのカンガルーケアを希望していたため)

実はお腹の中で娘は、手首にへその緒が絡まった状態でいたらしく
それでなかなかおりて来られなかったのではとのこと。
へその緒が巻きついていたと思われる左手首は
生まれてからもしばらくの間は青あざのように残っていました。

妊娠中もつわりがひどく、ピーク時は水を飲んでもダメ、匂いもダメで、
点滴を打ちながら嘔吐…という状態になり2週間で8キロ落ちました。
妊娠も出産も、自分が想像していたものとはだいぶ違うものが記憶に深く刻まれ
出産後もしばらくの間不安な気持ちが抜けなかったのを今でも覚えています。
体が小さく生まれたせいか、その後もなかなか大きくならなくて
いつも心配ばかりしていたなぁ…

そんな娘も、ゆっくりマイペースに成長していき
いつしかつかまり立ちをして伝い歩きをするように。
そろそろファーストシューズを準備しなければと思い
11.5cmの小さな小さな靴をお迎えしました。

歩けるようになってからもなかなか体が大きくならなかった娘は
この靴をかなーーーりかなーーーーり長い間愛用しておりまして
サイズアップする頃には相当年季が入ってなんとも言い知れぬ愛着が。

大変なことも嬉しいことも一緒に乗り越えて来た娘が
気に入っていつもどこへ行くにも履いていた靴。
不要となったものはあまり躊躇いなく断捨離できる方なのですが
この靴だけは先々使い道がないとわかっていても
どうしても捨てることができずにいました。

そんな時、たまたま見ていたテレビの生活情報番組で、俳優さんが
「我が家は子供達が履き終わったファーストシューズ を額に入れて飾っています」
というお話をされていて、それを聞いて「わぁ!それすっごく素敵!」と思い
「年季の入ったあの靴で、私はお花も一緒にアレンジして作ってみよう!」
と思いたち作ったのがLazoのファーストシューズ ボックスの始まりです。
(うろ覚えですが、確か「はなまるマーケット」という番組で
 薬丸 裕英さんがおっしゃられていたと記憶しています。)

ABOUTでお話ししているプリザ との出会い方もそうですが
私の人生は「テレビの神様」によって導かれているのかしら?笑

余談ですが、我が家にはもう一人女の子(次女)がおりまして、
この子の時もつわりは同じく大変でしたが
出産はゆっくりじわじわ強くなる自然な陣痛で順調に進み
ちょうど看護学校の生徒さんたちが実習に来ていたこともあって
スタッフさんたちとおしゃべりをしながら心にも余裕を持って楽しむことができました。^^


娘たちが生まれてから大きくなるまでの間には数々のドラマもあり、
いろんな気持ちを経験させてもらいました。
嬉しいことや楽しいこと、ワクワクやドキドキ。
時には怒ったり悲しんだり、意見が違ってぶつかって喧嘩することもあったけど
玄関に飾ってあるこのファーストシューズ ボックスを見ると
娘たちが無事成長することだけを祈っていたあの頃の気持ちがふと蘇って
なんだか全部が帳消しになる。
特に、長女が反抗期を迎えた頃には、幾度となくなぐさめてもらっていました!笑
私にとっていわばこの作品は、反抗期の娘と穏やかに渡り合うためのバイブルのような存在。

そういえば、ヨーロッパではファーストシューズ にまつわるジンクスがあり、
「ベビーシューズを玄関に飾っておくと幸せがやってくる」
「自分の靴を用意されたと思った赤ちゃんが、神様の元から降りてくる」
なんて言われているそうです。

今は娘たちの成長お守りとして大切にしつつ、
結婚して家を出る際にはそっと花嫁道具にしのばせて
二人にそれぞれ持たせたいなと楽しみにしています。^^
 

今日はなんだか私的なお話ばかりになってしまいました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。